一、健康
　第一に、企業も人も「健康」であることが大切です。明るく、元気に働くための基本条件たる「身体的健康」はもとより、社金に貢献し、未来に向かって肯定的積極的に前進していくための健全な思想、つまり「こころの健康」を不断に鍛えていくことがなによりも肝要です。

二、感謝
　第二に、人の和を支える「感謝」のこころをいつも忘れないことです。私達は社会と絶して暮らすことはできません。常に誰かのお世話になり、また、お世話をさせていただきながら生きています。いつ、どんな時でも「有難い」と思うこころが自分自身をプラスの方向へと導き、ひいては会社発展のための原動力ともなるのです。

三、信義
　第三に、本学院は「信義」に厚くあらねばなりません。約束したことは確実に実行し、周りの人々の期待に十二分に応える。「信頼」や「尊敬」の気持ちはそんな中にこそ芽ばえます。地域社会の人々から常に信頼され、頼りにされる企業となること。これは、「知育、徳育」を標榜する教育機関として絶対に欠かすことのできない必須条件です。

四、継続
　どんなに素晴しい理想や並みはずれたカを持っていたとしてもそれが一過性のものでは社会の評価を得ることはできません。その意味からも第四に私達は「継続」という考え方を持つ必要があるでしょう。継続の意志は、自分の携わる仕事の意味と公的な使命感を自覚して初めて生まれます。未来を背負って立つ子供達を育てる。国際交流の一翼を担う。そんな崇高な目標や役割を認識しつつ、日々の作業をそれに結びつけ、目標達成まで倦むことなく努力を継続していかねばなりません。

五、挑戦
　第五として、私達は、常に新たな未知の領域に挑む「挑戦」の精神を持ちたいと考えます。大きな事業プロジェクトから日常の小さな活動にいたるまで、自分のたてた目標に果敢にチャレンジし、それを乗り越える意欲と勇気を湧き立たせることが大切です。停滞を打破し、日々新鮮な発想のもと、生き生きと未来に向かっていきたいと思います。