個別進学塾 ipsim/山本玄先生
「ブラック」といわれる学習塾業界に「待った!」労働環境改善のビジネスモデルがipsimです。
中学時代から学習塾に興味があり友人を自宅に呼んで勉強を教えていました。大学時代に学習塾と家庭教師のアルバイトを始め、在学中に個人塾を運営。社会人になり、集団指導塾2社と大手個別指導塾を経験。大手個別指導塾の教室長時代は関西直営教室で史上最高の生徒数と売上を記録し退職しました。退職後すぐにAssistを使った塾モデルで開業しました。
自分で塾を開く事は中学から決めていました。大学生になり就職活動を始め、教育業界が「ブラック」と言われている事を知りとてもショックを受けました。実際に働いてみると労働時間は長く、営業ノルマも厳しく、疲弊していく同僚を沢山見ました。サラーリマンとして働きながら労働環境を改善した学習塾のビジネスモデル考え続けました。その答えが今のipsimのモデルです。
営業担当者が一緒にビジネスをしていきたいと思えるかどうかは重要だと思います。
アシストを選んだ理由ですがまずは営業担当者の人柄です。フランチャイズではないですが、ビジネスパートナーに近い存在になるため一緒にビジネスをしていきたいと思えるかどうかは重要だと思います。そして、コンテンツの量と質です。アシストの映像授業の良い所は塾の現場経験のある先生方が授業を作成しているため信用できました。さらに、他のコンテンツに比べ授業数もとても豊富です。映像授業だけでなく、機能も多いためほぼアシスト一つで教室運営が可能な点はコスト的にもとても助かっています。
生徒・保護者・塾で働く人たちを大切にすることが好スパイラルを生む
経営する以上は利益を作る事も大切ですが、まずは生徒や保護者を大切にしなければならないと思います。私自身、サラリーマン時代に沢山のクレームを受けました。クレームが起こるという事はビジネスモデル自体にも問題があると思います。何よりも子ども達の大切な時間を無駄にしてはいけない。そして、もう一つ大切にしないといけないのが塾で働く人たちです。良いサービスを提供するためには働く人たちの環境を整える必要があります。未来ある子どもたちを相手にする仕事なので尚更だと思います。
休日は塾仲間と飲みに行ったり、勉強会を開いたり。家族と過ごす時間も増えました。
休みと言えるのかわかりませんが全国の塾仲間と過ごす時間が半分、家族と過ごす時間が半分くらいです。塾仲間とは飲みに行ったり、勉強会を開いたり、遊びに行きます。家族との時間では旅行や食べ歩きが多いです。今年は沖縄や東北、伊豆に行きました。家族と過ごす時間も増えました。
開校4ヶ月で生徒数62名で月商140万円を達成。他塾にも貢献したい。
開校2週間前にチラシやポスティングを始め、オープン日には生徒数が19名で開校初月から単月黒字化。開校1ヶ月で生徒数36名で月商80万円ほど。開校4ヶ月で生徒数62名で月商140万円ほどになりました。今後の展開は、5教室を開校。地域戦略に特化した教室展開のパッケージを作り、他塾に貢献したいと思っています。
~起業での苦労話~
開校時に10,000部のチラシのポスティング、1日12時間を10日ほど毎日実施しました。その時は開校前のテンションでやり切りましたがもうやりたくありません。(笑)
また、開校1年くらい経ったタイミングで退塾が続く時期がありました。今ではそのような事はなくなり、今当時を振り返ると教室運営を見直す良いきっかけでした。
【開業資金】約250万円
【開業地】兵庫県川西市