スタディクラブ/岡元真人先生
今までにできなかった塾運営の改善案を自ら形にしたい
大手個別指導企業にて、10数年勤務したのちに、独立のチャンスをいただき承継開業いたしました。
これまでに、複数の教室の運営と管理を行ってきましたが、経営者として独立した教室運営と、オリジナリティをもって今までにできなかった塾運営の改善案を自ら形にしたいと思い、現在に至ります。
成績を上げるために必要な要素が、Assistにはほとんど盛り込まれていたことが決め手に
数ある塾運営システムでさんざん悩んだうえで、これだ!大きな決め手になったのは、私の考える塾として成績を上げるために必要な要素が、Assistにはほとんど盛り込まれていたことです。
はじめて塾を運営するわけではない私にとっては、吟味したうえでも、Assistに変わるICT教育コンテンツはなかったと言ってもいいかもしれません。
その塾、その塾で運営の仕方も、成績のあげ方も変わると思いますが、一つ一つを塾ごとにアレンジして独自性を出せるのも、私にとってはとてもありがたかったです。
休日の過ごし方
結局、休日も生徒のことを考えたり、教室をもっとこうしたいということばかり考えていますね・・・。でも、私にとってみれば、教室運営は、そもそも日常の一部なので、休日とか、あまり考えていないのも事実ですが・・。
普段は、生徒とコミュニケーションを重視して、会話を中心に授業で立ち回っているので、生徒のいない休みの日には、教室のホームページを修正したり、SNSで教室のことをもっと知ってほしいなぁというアイデアだしをするのが、趣味みたいになっています。
起業までの苦労話
事業承継することのプレッシャーもありましたが、それ以上にすべての経営管理を一人で一気にやらなければならなくなり、本当にきつかったです・・。
私の場合は特殊なケースかもしれませんが、もし仮に事業承継していなかったら、生徒全員と年度の途中で、離れ離れになることが決定するわけですから、それだけは絶対にできないという思いだけで、運営と経営を根本から学び直しました。
中には、羨望の声をいただくこともありますが、私にとっては、既存の生徒を全力で守ることで、精一杯でした。
でも、たくさんの方に応援していただいて、助けていただいて、今に至るので、振り返ってみると苦労というよりは、一生涯の勉強になったなぁと感じています。
生徒数20名からAssist導入後には3年で79名の満席状態に。
元々、ほぼ属人的な個別指導形態でスタディクラブを運営していましたので、Assistを使い始めた際には、多くの賛否両論を保護者様、生徒からいただき教室自体の運営そのものを見直すことになりました。
映像授業への抵抗感も、当時は根強くあり、人とICT教育のバランスのとり方に、本気で苦しみました。
一転したのは、「講師主導の授業」という私の自身の認識を「生徒主導の授業」という認識に大きく変えたことで、Assistの本質も理解できたと感じています。
自分の教育思考そのものを変えたことで、生徒数は20数名から2019年度の秋ごろには、79名になり、常に満席状態なりました。
なによりも生徒の成績が格段に向上したのが、私にとっては最もうれしい成果となりました。
また授業準備にかける時間を生徒とのコミュニケーションに費やすことができるようになったため、多くの生徒の個性と勉強の進め方に寄り添うことができるようになったのも、Assistを導入した成果といえると感じます。
生徒自身が「勉強したくなる塾」を目指し、目標は「多店舗展開」
現在のスタディクラブでの「生徒主導の授業」をさらにブラシュアップしていきたいと、日々試行錯誤しています。
良い先生に付き添って教えてもらうことを否定するつもりは全くないのですが、その先生はいつまでも生徒のそばにいてあげられることはできないんですよね。
テストだって、生徒一人で受けなくてはならないわけですから。
だからこそ、私たちスタディクラブは、「教育コーチング」に力を入れていきます。
そのために、まずは高校生と小中学生の勉強の仕方とさせ方を確立していこうと考えています。
義務教育期間が長すぎる日本において、勉強の仕方についての指導はあまり多く行われていないのではないかと思います。
なぜ勉強するのか? どういう大人になりたいのか? そのために今、何をしなくてはならないのか?
ということを、学習塾として生徒に考えさせるのは、とても重要なミッションだと考えています。
勉強を教えるだけの塾なら、世の中にたくさんあり溢れていますが、生徒自身が「勉強したくなる塾」を目指して、今後多店舗展開していきたいというのが、私の目標であり夢です。
Assistなら学習塾の概念を変えることができます。
今までの学習塾の概念を、温故知新の意思をもって、変えていきたい!と思える人には、ぜひAssistは使ってほしいですね。
反面、Assistを使ったら、楽に生徒に勉強教えられると思ってしまう、他力本願タイプの人には、あまり向いていないと思います。指導者側が、誰かにやってもらえるまで待っていたり、楽をしたいだけの意思では、子供たちはも自分から勉強をするようになるとは、絶対に思えないので。
学習塾で、生徒を預かるということは、その子の一生の一部を預かることだと私は思っています。
【開業地】埼玉県さいたま市
【一日の流れ】出勤→学習指導チェックや面談→授業とコミュニケーション→清掃→退勤
面談・コミュニケーションを重視しています。