塾開業までの流れ
⑫販促物(パンフレット、チラシ)の作成
販促物は加盟チェーン本部(パートナー企業)によって用意されている場合がほとんどです。こういった販促物は、「⑪内装、什器備品、看板設置、教材の仕入れ」の項目に挙げた備品と同じで、過去に使用さて、集客実績があるものがほとんどなので、安定性の高いものになります。その他のメリット、デメリットも同じです。
クロージングするのは自分
注意したいのが、販促媒体はあくまでも媒体であり、販促物の役割は、見込み客を作るにすぎません。開業直前はとにかく忙しいものです。販促物は本部が用意すると、なかなか目を通す時間がありません。しかしクロージングは、自分で行うものなので、しっかりと目を通し、内容を理解することが大切です。
広告費は削ってはいけない
生徒募集をする際、メインの媒体は新聞折り込みになります。新聞折り込みは、印刷、折込の合計費用が概ね1枚6円程度かかります。
それを商圏エリアに何回か撒きます。例えば、1回の配布枚数は3万枚、塾の知名度を上げるために10回撒くとなると30万枚。200万円程かかります。
これだけの規模でチラシを撒くのはとても勇気がいります。こういう事情もあり、広告予算はチェーン本部が指定している場合もあります。
自分の出店エリアで、何部のチラシが必要なのかは、加盟するチェーン本部が把握しています。